2006年02月28日

ブログの切り口とは何か。

あるブログに、つづいて書き込みをした。

*****(既出)
Comment on "ブログキャスター"

ブログの世界って、究極の無政府状態だと思うんです。それを雑誌という編集方針を持ったメディアが切り込んでいくのだから、その編集方針によって、ブログの世界を体現させるメディアとなるか、読者投稿欄だけの雑誌となるかの分かれ目があると思います。

いままでのブログの世界は、エバンジェリスト主導で、個人ブロガーが散発的に存在していた。しかし今、ブログの世界は、商業主義がはびこりつつあり、有名なブロガーで、本当の意味での個人ブロガーというのは、ほとんどいないと言ってもよいでしょう。
その傾向は今後もっと強くなっていき、個の発信がなされても、埋没する状況にますますしずらくなっていくのは容易に予想できます。

東洋経済は、そういう状況をどう捉えているのか。今後に期待したいですね。

sponta 2006年02月26日 09:05

****(今回)

買ってきて読みました。
感想はほとんど同じです。
ブログのよさは、視点・考え方の宝庫と指摘されていますが、私もそう感じています。あの雑誌には、それがまったく出ていない。

基本的に、ブログの存在意義は、インデペンデントな発言ができることなんだと思うんだけど、記名記事であること。裏をとることなどの制約によって、なんだか、All aboutのガイドの記事ような感じになっている。

私は、かねてから、ブログは、マスコミで言い足りなかったことを補足するためのメディアではない。と、思っているが、真鍋かおり氏を筆頭に、そういう言説の宝庫。それでは、ブログは4流メディアでしかない。

音楽でいえば、インディーズは、インディーズレーベルで毅然としているのに、言論ではなかなか難しい。そんなことを感じました。

ステークホルダーは発言する権利を持たないという自説を持っていますが、ステークホルダーたちが語っている。それでは、既存のメディアと何ら変わらない。
生産者が語るメディアではなく、消費者が語るメディア。それがブログでなければ、ブログの意味はない。

間違っているでしょうか?


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2月のスポンタ・マキシム

カナダの映画監督デビット・クローネンバーグは次のように語っている。

真実の記憶などありえない。思い出すという行為を通じて、私達は過去のできごとに様々な手を加えている。同じように、現実の世界も主観で成り立っていて、全体ではないことを描きたい。

…事実ではなく真実。表層ではなく本質を突き詰めていきたいものです。




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2006年02月27日

ホリエモンと坂本竜馬

昨日、テレビで坂本竜馬の番組をやっていた。番組は、竜馬と武器商人のグラバー(長崎のグラバー亭で有名)の関係を中心に論じていた。竜馬を陰であやつっていたのがグラバーである。と。そして、有名な異国人だったグラバーと親しかったにもかかわらず、竜馬が一切グラバーに関する記述を手紙を残していないところに、ただならぬ物を感じるという。

竜馬が土佐の姉に手紙を沢山送っていることは知られることだが、当時の飛脚の値段は高く、50万円以上を払って、姉に自分の安否情報を知らせるとは考えにくい。と。
これは、文書には、土佐藩の同士たちへの手紙が同封されていて、その連絡のカモフラージュのために姉が使われたのではないか。と推論していく。
世の中は、お金で動いていく。そういう面が厳然としてある。ならば、グラバーの資金が竜馬の活動をささえていたことは容易に想像がつくし、とっても納得がいく。竜馬には半年ほどの所在知らずの期間があり、その間に、洋行したのではないか。とも、イメージは膨らんでいく。

さて、そのように考えてくると、幕末を動かしたとされる竜馬も、武器商人の傀儡であって、自らの意思で動いていなかったともいえるのではないか。そう考えてみると、司馬遼太郎が大きな影響を及ぼしたといえる、幕末の志士としてのイメージは地に堕ちる。
勿論、竜馬はそんなことは承知のうえで、狡猾にグラバーを動かされるふりをしていたのかもしれない。だが、そういう黒幕的な実力を持った人物として、竜馬をとらえたくはない。



ライブドアに物申すというサイトでは、田原総一朗氏がホリエモンの印象を語っている。
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だから面白い人物だと。非常に関心を持ってました。でね、これから、つまり始まると思ってたんですよね、堀江貴文のいろんな活躍と言うかね、始まると思ったら、去年の夏、インタビューで「もう上がっちゃった」と。あとはなんか宇宙旅行とかなんかだって話をしてたんだよね。ああ、これからかと思ったらもう終りか、ということでちょっとよくわかんなくなった。それで、衆議院に立候補したんだよね。(田原氏の原稿を採録。全文は、上記サイトにて確かめられたし)
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最近の報道では、ライブドアの実権は宮内氏が握っていて、ホリエモンは人寄せパンダでしかない。との分析もある。堀江氏が「もう上がっちゃった」というのはそういうことかもしれない。そして、東京拘置所で自らの罪を認めていないのも、彼の信念の強さを示すエピソードではなく、彼のライブドアでの立場からいえば当然のことなのかもしれない。だから、ホリエモンの心は壁の中にあっても、存外に辛くないのかもしれない。

ホリエモンを木に登った豚と揶揄する人がいるが、実はおサルの電車のサルだったのかもしれない。
では、坂本竜馬はどうだったのか。グラバーのメッセンジャーであって、彼そのものは何らの思想を持たなかったのか。その真偽について、私は語ることができないが、もし、そういうことが真実であったとしても、若い時期とはそういうものだし、そのことを恥じてはならない。その意味において、ホリエモンも竜馬も堂々としており、立派だったのだと評価することもできるのだ。

posted by sponta at 08:38| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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